7.3.17

留学中の挫折 setback in studying in English

自分はなんだかんだで留学中に挫折することはないと漠然と考えていましたが、しましたw

授業です。日本の大学の英語の授業でも発言できてたし、慣れればいけるだろうと高を括っていました。


現実は全く違いました。日本の大学の英語の授業はもちろん日本人向けですから。議論する相手の英語力も低いです。クラスで英語を流ちょうに話せないのは私だけなので、私に合わせて授業が行われることはありません。



授業では意見をもって主体的に授業に臨む姿勢が評価されます。あくまで主体性なので講義や演習で指名されることはありません。しかし、自分の考えを持っていてみんなとシェアしたい私はそこにもどかしさを感じてしまいます。ほかの生徒が言っていることがわかりません。参加したいのにできない悔しさを感じます。「こいつ、一言もしゃべらないで何しに来たの?」と思われているであろうことも悔しいです。ほんと悔しすぎます。



何とかこの状況を変えたいです。課題文献は全部読む。わからない単語は0にして臨み、他の人の5倍以上勉強しないと彼らには到底ついていくことはできない、そう思い知らされました。自分は遊びに来たわけではないということを改めて思い起こしました。就活そっちのけでわざわざ逆境に自分の身を投じに来た、という気持ちを頭の片隅に追いやっていました。


ここから逃げません。自分のふがいなさも甘さも全部肌で感じ続けます。「こいつ何もわかってないな」と他の学生が私を無視してディスカッションしてても、聞き続けるし、無理やりでも入り込む。そう決意し、今日も英語の勉強を始めます。




話は変わりますが、「世界で通用するために英語より必要なもの」みたいなことを言っている人の甘さも感じます。英語はスタート地点なので、立っていない時点でレースにすら参加できないのが、現実です。彼らは英語できない日本人の心理を利用して自分の記事なり本を読んでほしいだけだなと思います。英語はできないとお話になりません。英語以外にも大切なことはあります。人間関係の作り方とか、異文化理解などです。しかし、英語はそもそもそういった付加的な要素ではなくて、異文化コミュニケーションにおいて根本の能力です。「英語より大切な~」みたいな話が根底から違うと思います。


ある教授が「今の大学のグローバル化の流れは英語を話せる馬鹿をたくさん作るだけだ」とか言っていましたが、英語も話せなければ国際社会では0点なんです。このブログは日本も国際社会で活躍しなければならない前提で書いていますが、グローバル化の進展とともにそういう機会は確実に増えていくでしょう。いくら日本で90点の人でも英語がダメなら世界では0点しか取れないんです。日本人の英語問題真剣に取り組んだほうがいいと思います。私も流暢ではないので一緒に頑張りましょう(笑)


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